Apple Musicロスレス対応DAC おすすめ
Apple Musicのロスレス・ハイレゾロスレスを最大限に活かせるDAC選びのポイントとおすすめ機種を解説します。
Apple Musicロスレスの基礎知識
Apple Musicは3つの音質レベルを提供している。AAC 256kbps(標準)、ALAC 24bit/48kHz(ロスレス)、ALAC 24bit/192kHz(ハイレゾロスレス)。ロスレス以上を再生するには外付けDACが必須だ。iPhone・iPadの内蔵DACはロスレス出力に対応していない。
DAC選びで押さえるべきポイント
対応フォーマットとサンプリングレート
Apple Musicのハイレゾロスレスは最大24bit/192kHz。これをフルに活かすなら、192kHz以上に対応したDACが必要。ただし、多くの楽曲は48kHzなので、過度なスペック競争に意味はない。
iPhone・iPadとの接続
iPhoneからの接続にはLightningまたはUSB-CのCamera Adapterが必要。DAC側がUSB入力を持っていれば問題ない。バスパワー駆動できる機種なら、追加の電源なしで使える。
Macとの接続
Macはオーディオミディ設定でビットパーフェクト出力が可能。USB接続でDACに直結するだけで、Apple Musicのロスレス信号をそのまま送れる。
おすすめDAC 5選
RME ADI-2 DAC FS(¥180,000)
192kHz/32bitに対応し、Apple Musicのハイレゾロスレスを余すことなく再生できる。パラメトリックEQ内蔵で、自分好みの音に追い込める。プロ用機材ゆえの信頼性も魅力だ。
Topping DX5(¥55,000)
PCM 768kHz、DSD512に対応。Apple Musicの全フォーマットを余裕でカバーする。コストパフォーマンスに優れ、初めての外付けDACとしてもおすすめ。
Chord Mojo 2(¥75,000)
768kHzまでのPCMに対応。iPhoneとUSB接続で手軽にロスレス再生ができる。バッテリー駆動なのでノイズも少なく、ポータブル環境でも高音質。
FiiO K7(¥30,000)
384kHz/32bitに対応し、Apple Musicのロスレスには十分なスペック。THX AAA-788+アンプ回路を搭載し、駆動力も高い。バランス出力対応で、上位ヘッドホンとの組み合わせにも対応できる。
Topping D30 Pro(¥30,000)
4つのDACチップを搭載し、この価格帯では突出した測定値を誇る。Bluetooth受信にも対応しているため、iPhone・iPadからの無線再生も可能。ただしBluetoothではロスレスにならない点は注意。
Apple Music特有の注意点
Apple Musicアプリの設定で「ロスレスオーディオ」を有効にする必要がある。Wi-Fi環境とモバイル環境で個別に設定できるので、データ通信量が気になる場合はWi-Fiのみロスレスにするとよい。
また、Dolby Atmosの空間オーディオとロスレスは排他的。空間オーディオが有効だとロスレスでは再生されない。純粋な音質を求めるなら、空間オーディオはOFFにしてロスレスを優先しよう。
ダウンロード済みの楽曲もロスレスで保存できるが、ストレージを大量に消費する。256GBの端末でも、ハイレゾロスレスで保存するとすぐに容量が逼迫する。
まとめ
Apple Musicのロスレスは追加料金なしで利用できる素晴らしいサービスだ。外付けDACを一つ導入するだけで、普段聴いている楽曲がまったく違って聞こえる。まずはTopping DX5やFiiO K7あたりから試して、ロスレスの世界を体験してみてほしい。